2023年4月に入り新規学卒者も続々と職場に出社しているのではないでしょうか?
転職が増えたり、ジョブ型雇用を採用する企業が増えたとしても、まだまだ新卒一括採用は続いますし、多くの人がこのタイミングで就職します。
毎年のことですが、4月は社会保険の手続き処理が時間がかかり、年金事務所やハローワークへ書類を提出しても処理が終わらなかったり、電子申請のサーバーがエラーになったりします。
そんな新規学卒者ですが、退職する人もかなりいます。
厚生労働省からデータも出ていますが、大卒の新規学卒者で10%以上が1年以内で退職をしてしまい、3年以内に範囲を広げると30%程度の人が退職してしまっているようです。
退職の理由は様々ですが、サービス業のように不特定多数の顧客と接する必要があり、大きなストレスと感じてしまったり、学生時代に想像していた仕事と違ったというものや、職場の人間関係がうまく構築できないなどのミスマッチが多いようです。
新規採用にはコストもかかるし、研修などでも多くのコストがかかります。
しっかりと新規学卒者の教育をし、長期的に職場の力になってもらえるよう考えてみてください。
リンク:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」