未払賃金はどんな会社でもある！？
御社には未払賃金はありますか？
「うちは残業代もしっかり払っているし、未払賃金なんてないよ！！」
という会社もあるかと思います。
ですが、個人的な体験からお話しすると、未払賃金がない会社はほぼ無いです。
それほど残業時間の管理とは難しく、わかりづらいものです。
残業時間を正しく把握できなければ未払賃金は必ず発生します。
つまり、どんな会社でも未払賃金は発生しています。
そもそも未払賃金とは？
未払賃金とは、働いた時間に対して給料を払っていないと発生するものです。
残業代を支払っていなかったり、みなし残業といって低い役職手当で働かせていたり、役職者だから残業代がないと言っていても、しっかり労働時間を把握し、１分単位で給料を支払っていなければ
未払賃金が発生してしまうものです。
未払賃金は危険です！！
テレビやネットでみたことがある方も多いかと思います。
退職を機に、これまでの未払賃金を請求してきたり、働いている最中でも労働基準監督署へ駆け込み
請求をしてくることが散見されるようになって来ています。
ちなみに未払賃金は１００万円を越える金額を請求されることも珍しくありません。
そんな請求が来ないように日頃から未払賃金がないように労務管理をするように気を付けてください。
未払賃金をなくすための対策は？？
そんな怖い未払賃金ですが、対策をしっかり行い労務管理を行えば、無くすことはできます。
出退勤はタイムカードで！！
もし御社が出勤、退勤管理を行っていない場合（または紙などで自分で書かせている場合）は
タイムカードの導入をお考えください。
未払賃金をなくすためには、どれだけ働いたかの時間のしっかり把握する必要があります。
これができなければ、未払賃金はなくなりません。
残業した時間分もしっかりと支払いましょう！
会社によっては「月給で給与を払っているんだから残業したって追加で給与は支払わない」という
考えの会社もあるかも知れません。
私の顧問先の会社さんでも、最初はそのように話していた会社さんもあります。
ですが、残業代を支払わなければ１００％未払残業が発生します。
これを後から請求されると、追加の利息まで上乗せされた金額を請求される金銭的なダメージだけではなく、SNSなどで、ブラック企業という烙印を押され、社会的信用を無くす恐れも出てしまします。
残業代を支払っていない会社は、できるだけ早く支払うようにしてください。
残業の仕方を見直してください。
会社で仕事をいている時間は基本的に労働時間となり給与が発生しますが、従業員さんの裁量に任せ、自由に働かせると無駄な残業をする人が出てきたりします。
残業をするための流れをしっかりと決め、無駄な残業をさせないよう会社が管理すると共に、残業する時間をしっかりと把握できるようにしましょう。
意識改革の為の教育を！！
成果が上がってこない時、努力をみてもらいたいと考える従業員さんは多いと思います。
この考え方を変えるように意識改革を行ってください。
厳しい言い方ですが、結果の出ていない人が努力を重ねても結果はついてきません。
また、結果が出ない努力を認めてしまうと、努力をすることが目的となり、努力を追い求めるようになってしまいます。
従業員さんの意識改革を行い、長時間労働は悪であると教えてあげてください。
最後に
今、未払賃金に悩んでいる会社さんは意外と少ないのではと思います。
ですが、未払賃金による危険は多くの会社さんにあると私は考えます。
もし、御社に未払賃金があるのか心配になったり、リスクがあるのかを確認したいと思い立ったら
ぜひご連絡をください。
無料でお話をうかがい、診断させていただきます。
労働環境を改善し、より良い職場で収益を求めるお手伝いをさせていただきたいと思いますので
お気軽にお問い合わせください。
